機材選び

【PC選び】「編集ソフトが重い…」はスペック不足?動画編集に必要なCPU・メモリ・GPUの役割を『料理』に例えて完全解説

はじめに

「ひろぼー!もう限界! Premiere Proでテロップを入れてたら、画面がカクカクして動かないの! 再生ボタンを押しても動き出すのに3秒かかるし、やっと書き出しが終わったと思ったらフリーズして『応答なし』になるし! 私のパソコン、壊れてるのかな?それとも呪われてるの?」 猫娘、落ち着いて。それは呪いではありません。 単なる「スペック不足」です。 動画編集は、パソコン作業の中で最も「重い」作業の一つです。 ネットサーフィンや事務作業ができるパソコンでも、動画編集ができるとは限りません。 軽自動車でF1レースに出ようとしているようなものです。 「でも、パソコンのスペック表って『Core i7』とか『16GB』とか、呪文みたいで全然分からないよ…」 大丈夫。今回はその呪文を、誰でも分かる「料理」に例えて解説します。 これを知れば、もう家電量販店で「無駄に高いパソコン」を買わされることはなくなりますよ。

1. PCスペックは「厨房(レストラン)」だと思え

パソコンの中身は、よく「厨房」に例えられます。 動画編集という「複雑な料理」を作るために、4人のスタッフが働いています。 それぞれの役割を見ていきましょう。

① CPU(シーピーユー):シェフの「頭脳・腕前」

* **役割**:パソコンの頭脳。全ての指示を出して計算するリーダー。 * **料理での例え**:**「シェフの腕前」**です。 * 性能が良い(Core i7, i9など)= 手際が良く、同時に複数の注文をさばける超一流シェフ。 * 性能が低い(Core i3など)= 動作が遅く、一つのことしかできない見習いシェフ。 動画編集では、最も重要なパーツです。ここが弱いと全てが遅くなります。

② メモリ(RAM):まな板の「広さ」

* **役割**:作業データを一時的に広げておく場所。 * **料理での例え**:**「まな板(作業台)の広さ」**です。 * メモリが多い(32GBなど)= 巨大な作業台。食材(動画素材)や道具(ソフト)をたくさん広げても邪魔にならない。 * メモリが少ない(8GBなど)= 小さなまな板。食材を置く場所がなくなり、いちいち冷蔵庫に片付けないといけないので作業が止まる。 「PCが固まる」「ソフトが落ちる」原因の多くは、このメモリ不足です。

③ ストレージ(SSD):冷蔵庫の「大きさ・速さ」

* **役割**:写真や動画、ソフトを保存しておく場所。 * **料理での例え**:**「冷蔵庫」**です。 * HDD(ハードディスク)= 古い冷蔵庫。奥から食材を取り出すのに時間がかかる。 * SSD(エスエスディー)= 最新の業務用冷蔵庫。どこに何があるか瞬時に分かり、0.1秒で取り出せる。 動画編集をするなら、データの出し入れが爆速な**「SSD」**が必須です。HDDはあくまで「倉庫(バックアップ用)」として使いましょう。

④ GPU(グラボ):盛り付け専門の「アーティスト」

* **役割**:映像(グラフィック)の処理を専門に行うパーツ。 * **料理での例え**:**「盛り付け・演出担当の専門スタッフ」**です。 * 3Dゲームや動画編集など、「映像を表示する」作業はこの人が担当します。 * シェフ(CPU)の手を借りずに、映像処理だけを専門にやってくれるので、全体の作業がスムーズになります。

2. 動画編集に必要な「推奨スペック」はこれだ!

役割が分かったところで、具体的な「選ぶべき数字」をお教えします。 これ以下のスペックを買うと、近い将来「重い!」と後悔することになります。

【最低ライン】フルHD編集ならこれ

YouTubeの一般的な動画(フルHD)を作るためのギリギリのラインです。 * **CPU**:Core i5 または Ryzen 5(最新世代) * **メモリ**:16GB * **GPU**:GeForce GTX 1660 Super 以上 * **SSD**:512GB

【推奨ライン】4Kも快適・仕事で使うならこれ

将来的に4K動画を扱ったり、After Effectsで凝った演出をしたいなら、ここを目指してください。**最もコスパが良いゾーン**です。 * **CPU**:**Core i7** または **Ryzen 7** * **メモリ**:**32GB**(ここが一番大事!) * **GPU**:**GeForce RTX 3060 / 4060** 以上 * **SSD**:**1TB**(動画素材ですぐ埋まるため)
うわっ、メモリ32GB!? お店で売ってるのって大体8GBか16GBだよね?
猫娘
ひろぼー
そうなんだ。 家電量販店のPCは「事務作業用」がメインだから、メモリが少ないことが多い。 だから動画編集者は、量販店じゃなくて**「BTOパソコン」**を買うのが正解なんだよ。

3. 「Mac」と「Windows」どっちがいいの?

永遠のテーマですが、結論から言います。 **「コスパならWindows、持ち運びとブランドならMac」**です。

Mac(Appleシリコン)の強み

**【こんな人におすすめ】カフェで作業したい、iPhoneユーザー** * **M1 / M2 / M3チップが優秀**:MacBook Airのような薄いPCでも、4K動画編集がサクサクできます。 * **ディスプレイが綺麗**:最初から色が正確なので、モニターを買わなくても色の編集ができます。 **🔗 Apple公式サイトでMacを見る**
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Windows(BTO)の強み

**【こんな人におすすめ】安くハイスペックが欲しい、ゲームもしたい** * **同じ値段なら性能が段違い**:Macで20万円する性能が、Windowsなら15万円で買えます。 * **拡張性が高い**:後からメモリを増やしたり、HDDを追加したりと、自分で改造できます。 **おすすめメーカー:** * **🔗 マウスコンピューター(DAIV)**:クリエイター向けブランドが優秀。 * **🔗 ドスパラ(Galleria)**:ゲームも動画もいける最強コスパ。

4. どこで買う?「BTOパソコン」がおすすめな理由

動画編集用PCを買うなら、**「BTO(Build To Order)」**メーカーで買いましょう。 「マウスコンピューター」や「ドスパラ」などが有名です。

① 無駄なソフトが入っていない

大手メーカー製PCには、使わない年賀状ソフトや家計簿ソフトが大量に入っていて、それがPCを重くしています。 BTOパソコンは中身がスッキリしているので、本来の性能をフルに発揮できます。

② 必要な部分だけ強化できる

「CPUはそこそこでいいけど、メモリだけは32GBにしたい!」 といった細かい注文ができます。 予算に合わせて、動画編集に特化した構成を作れるのが最大のメリットです。

③ コスパが圧倒的

ブランド料や広告費が抑えられているため、同じ性能でも大手メーカーより数万円安く買えます。 浮いたお金で、良いモニターやキーボードを揃えることができます。
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まとめ

パソコンは、動画編集者にとっての「商売道具」です。 包丁が切れない料理人が美味しい料理を作れないのと同じで、スペックの低いPCでは良い動画は作れません。
  • CPUは「Core i7 / Ryzen 7」(シェフの腕前)。
  • メモリは「32GB」推奨(まな板の広さ)。
  • ストレージは「SSD」必須(冷蔵庫の速さ)。
  • コスパ重視なら「WindowsのBTO」、持ち運びなら「MacBook」
「高いなぁ…」と思うかもしれませんが、PCの処理待ち時間がなくなれば、作業スピードは2倍になります。 つまり、稼げる金額も2倍になる可能性があるのです。 未来への投資だと思って、ぜひ「快適な厨房」を手に入れてください!
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ひろぼー

ひろぼーと申します!X(旧Twitter)フォロワー6500人超え、動画制作200件超え、動画制作は独学で学びました!多くのクライアントやプロジェクトで培ったスキルと独学ならではの学びと経験からあなたのメッセージを効果的に伝えるコンテンツを提供します!

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