動画編集を始める際、良質な映像や音素材を見つけることは非常に重要なステップです。適切な素材を使えば、作品の印象を大きく左右することができます。しかし、著作権に注意を払わない素材の利用は深刻なトラブルにつながる可能性があります。本記事では、初心者にとってわかりやすいよう、素材収集のコツや注意点をまとめました。
Contents
素材の種類と収集方法
動画編集には主に映像素材と音素材が必要になります。それぞれの収集方法を確認しましょう。
映像素材
映像素材は自分で撮影した映像を使うのが一番確実ですが、フリー素材サイトからダウンロードするのも手軽な方法です。Pixabay、Pexels、VidEvoなどのサイトには無料で利用できる高品質な素材が多数あります。映像素材を自分で撮影する際は、カメラやスマホに加え、LEDライトやマイクなどの機材があると撮影の幅が広がります。一方、フリー素材サイトを利用する場合はライセンスの確認が重要です。商用利用の許可や、クレジット表記の要否をよく読みましょう。
音素材
音素材についてもフリー素材サイトが活躍します。YouTube Audio Library、DOVA-SYNDROME、効果音ラボなどがおすすめです。BGMや効果音をジャンル別に探せるので、動画のテーマに合った音源が見つかりやすいでしょう。音素材を自作する場合は、音質を上げるためにコンデンサーマイクなどを使うとよいでしょう。また、Epidemic SoundなどのストックBGMサービスを利用すれば、商用利用に適した高品質な音源が見つかります。
ライセンス確認の重要性
フリー素材を使う際は、必ずライセンスを確認する習慣をつけましょう。著作権を侵害すると、動画の削除やアカウント停止処分を受けるリスクがあります。
クリエイティブ・コモンズ
クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスは、素材の利用範囲を明確に定めています。代表的なライセンスは以下の通りです。
- CC0 (パブリックドメイン): 無条件で自由に利用できる
- CC BY: クレジットさえ記載すれば自由に利用できる
- CC BY-SA: 上と同じ条件にプラス、編集した場合は同一ライセンスで公開しなければならない
- CC BY-ND: 加工は認められない
動画の用途に合わせてライセンスを選び、利用規約をしっかり理解しましょう。不明な点は素材提供元に確認するのが賢明です。
パブリックドメイン
パブリックドメインとは著作権が消滅した無料素材のことです。作者不明、著作権期間満了、権利放棄などの理由でパブリックドメインになった音源や映像は、自由に利用できます。ただし情報源によっては判断が分かれる場合があるので、複数の信頼できるソースで確認する必要があります。著作権フリーの素材は利用が自由ですが、その分質が悪かったり、本物らしさに欠ける可能性があります。動画の用途に合わせて注意深く選びましょう。
おすすめの素材サイト
様々な種類の良質な素材を見つけられるサイトを紹介します。無料で利用できるサイトから、商用有料サイトまで幅広くご紹介します。
無料素材サイト
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