動画編集の知識

【動画編集】シネマティックなカラーグレーディング入門!LUTの使い方と無料おすすめ

はじめに:「スマホで撮った動画、なんか安っぽいにゃ…!」

「ねぇひろぼー……。YouTubeやVlog用に動画を撮ってみたんだけど、なんか映像が『普通』すぎて安っぽいの。
映画やプロのMVみたいに、もっとエモくてカッコいい色にしたいのにゃ!(涙)」

猫娘、それは動画編集者が必ずぶつかる「色の壁」だね。
実は、映画みたいなあの独特のお洒落な映像は、カメラの性能だけじゃなくて、編集での『カラーグレーディング(色補正)』で作られているんだよ。

「からーぐれーでぃんぐ……? 色をいじるのは難しそうにゃ……」

大丈夫!一から全て自分で色を作るのはプロでも難しいけど、『LUT(ラット)』という魔法のフィルターを使えば、誰でも一瞬でシネマティックな映像を作ることができるんだ。

今回は、動画のクオリティを劇的に上げる「LUTの選び方」と、Premiere ProやDaVinci Resolveを使った実践的なカラーグレーディングのコツを分かりやすく解説するよ!

1. 「LUT(ラット)」とは?映像を一瞬で映画風にする魔法

LUTの基本知識と種類

映像編集の世界で頻繁に飛び交う「LUT(Look-Up Table)」。難しそうな名前ですが、一言で言えば「プロが作った色のプリセット(着せ替えフィルター)」のことです。
スマホのカメラアプリやInstagramで、フィルターを選ぶだけで写真がお洒落な色に変わりますよね?あれの「本格的な動画バージョン」がLUTです。

自分が撮った普通の動画にLUTをポンッと適用するだけで、
・「ティール&オレンジ」(ハリウッド映画によくある、青とオレンジが際立つ色)
・「フィルムルック」(昔の映画のような、少し色あせたノスタルジックな色)
・「シネマティック」(コントラストが強く、重厚感のある色)
といった、プロ品質の色味をたった1秒で再現することができます。動画のクオリティを手っ取り早く「プロ並み」に引き上げるための必須アイテムです!

2. プロがやってる!カラーグレーディングの「正しい2ステップ」

効果的なLUTの選び方

「じゃあ、拾ってきたLUTを適当に当てればいいんだね!」と思いがちですが、実はこれが大失敗の元です。綺麗なシネマティック映像を作るには、必ず守るべき「2つの手順」があります。

ステップ①:まずは「カラーコレクション(カラコレ)」で下地を作る

いきなり色付きのフィルター(LUT)を乗せるのはNGです。
まずは、動画の「明るさ」「コントラスト」「ホワイトバランス(白がちゃんと白く見えるか)」を正常な状態に整えます。これをカラーコレクション(カラコレ)と呼びます。
女性のお化粧で例えるなら、アイシャドウ(LUT)を塗る前に、まずはファンデーション(カラコレ)で肌のトーンを綺麗に整えるのと同じです。この下地作りをサボると、どんなに良いLUTを当てても映像が破綻してしまいます。

ステップ②:その上から「カラーグレーディング(LUT)」を乗せる

明るさと色が正常になった映像(下地)の上から、ここで初めてLUTを適用します。これがカラーグレーディング(カラグレ)です。
LUTを適用した際、「ちょっと色が濃すぎるな」と思ったら、LUTの適用量(不透明度や強度)を50%〜70%くらいに薄めると、自然でシネマティックな仕上がりになりますよ。
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3. 主要ソフトでのLUTの使い方(Premiere Pro / DaVinci Resolve)

主要編集ソフトでのLUT適用方法

それでは、動画クリエイターが愛用している2大ソフトでの具体的なLUTの適用方法を見ていきましょう!

Adobe Premiere Pro でのLUT適用方法

Premiere Proでは、「Lumetriカラー」というパネルを使って簡単にLUTを適用できます。
1. 編集画面から「Lumetriカラー」パネルを開く。
2. 「クリエイティブ」タブを開き、「Look」のドロップダウンメニューから「参照」をクリック。
3. ダウンロードしておいたLUTファイル(.cubeファイル等)を読み込む。
4. 下にある「強さ」の数値を調整して、色味の濃さを決める。

これだけで一瞬でシネマティックな色に変わります!

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DaVinci Resolve でのLUT適用方法

カラーグレーディングに特化した最強ソフト「DaVinci Resolve」での手順です。
1. 「カラー」ページを開く。
2. 画面左上の「LUT」パネルをクリックし、適用したいLUTを探す。
3. LUTを、右側のノード(色を調整するブロック)にドラッグ&ドロップする。
4. ノードの「キー」タブから、「キー出力」のゲインを下げてLUTの強さを調整する。

DaVinci Resolveには最初から映画用の超高品質なLUTがたくさん入っているので、初心者でもプロ顔負けの映像が作れます。

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Premiere ProやDaVinci Resolveで色を細かく調整する時、マウスでスライダーをちまちま動かすのは手首が疲れますよね。カラーグレーディングを本格的にやるなら、動画クリエイター御用達の「左手デバイス(TourBoxなど)」をチェックしてみてください。ダイヤルを回すだけで直感的に色が変化していくので、編集のモチベーションが爆上がりしますよ!

まとめ

今回は、動画を一瞬で映画のように変える魔法のツール「LUT」の基礎知識と、シネマティックなカラーグレーディングのコツを解説しました。

  • LUTとは| 一瞬でプロの色味を再現できる着せ替えフィルターのこと。
  • 正しい手順| いきなりLUTを当てるのではなく、まずはカラコレで明るさを整える(下地作り)のが絶対条件。
  • 調整のコツ| LUTの強さは100%のままだと濃すぎることが多いので、50〜70%に薄めると自然に馴染む。

「ただスマホで撮っただけの日常のVlog」も、LUTを使ってシネマティックな色味に変えるだけで、視聴者が思わず見入ってしまう魅力的なコンテンツに生まれ変わります。
ネット上には無料で配布されている高品質なLUT(シネマティック、ティール&オレンジなど)が数え切れないほどあります。ぜひ色々なLUTをダウンロードして、自分だけの最高の映像表現を見つけてみてくださいね!

ひろぼー、ありがとう!
色を変えるのってプロだけの難しい技術だと思ってたけど、LUTを使えば私でも一瞬で映画みたいな動画が作れるんだね!
さっそく無料のLUTをダウンロードして、今日撮った動画をお洒落にしてみるにゃー!
猫娘
ひろぼー
うん!最初は色々なLUTを試して、「これだ!」っていう自分のお気に入りの色を見つけるのが楽しいんだ。
カラコレで下地を作るのだけは忘れないようにね!最高にお洒落な動画を作っちゃおう!
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ひろぼー

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