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はじめに
「ひろぼー、相談があるの…。
動画のクオリティを上げたくて『ナレーション』を入れたいんだけど、私、自分の声を録音して聞くのが死ぬほど嫌いなの!
なんか変な声だし、滑舌も悪いし、何回録り直しても噛んじゃうし。
マイクの前で一人で喋ってる自分にも冷めてきちゃって…。
やっぱりプロの声優さんを雇うしかないのかな?」猫娘、その気持ち痛いほど分かります。
録音された自分の声って、なんであんなに気持ち悪いんでしょうね(笑)。でも、諦めないでください。
今の時代、プロの声優を雇わなくても、**「あなたの代わりに喋ってくれる最強の相棒」**がいます。それが、無料のAI音声合成ソフト**「VOICEVOX(ボイスボックス)」**と、その看板キャラクター**「ずんだもん」**です。
YouTubeで「なのだ!」という語尾の可愛い声を聞いたことがありませんか?あれです。
本記事では、VOICEVOXの導入方法から、AI特有の「棒読み感」を消し去り、まるで人間が喋っているように聞こえさせる「調声テクニック」を解説します。
1. そもそも「VOICEVOX(ずんだもん)」とは?

VOICEVOXは、テキストを入力するだけで、AIが人間の声で読み上げてくれるソフトです。
「ゆっくり実況(Softalk)」の進化版だと思ってください。
① 完全無料で使える「神ソフト」
驚くべきことに、ソフト自体は**完全無料**です。
ずんだもん以外にも、「四国めたん」「春日部つむぎ」など、数十種類の個性豊かなキャラクターボイスが使い放題です。
② 【重要】商用利用のルールを守ろう
YouTubeの収益化動画に使っても大丈夫?
**大丈夫です。**
ただし、ほとんどのキャラクターで**「クレジット表記」**が必須条件となっています。
* **ルール**:動画の概要欄や動画内に、**キャラクター名**や**ソフト名**を記載すること。
* **表記例**:`VOICEVOX:ずんだもん` / `VOICEVOX:四国めたん`
これを忘れると規約違反になります。
また、キャラクターごとに「公序良俗に反する内容はNG」などの細かい規約が違うので、使う前に必ず公式サイトの利用規約に目を通しましょう。
③ なぜ「ずんだもん」が人気なのか?
単に声が可愛いからだけではありません。
「イントネーション(抑揚)」が非常に自然で、少し調整するだけで**「本当に人間が喋っているような表現」**ができるからです。
この表現力の高さが、多くの動画投稿者に愛されている理由です。
それくらいなら全然やるやる!


開発者さんへのリスペクトも込めて、クレジット表記は必ず入れようね。
2. 【3分で完了】VOICEVOXの導入手順

まずはソフトをパソコンに入れましょう。
WindowsでもMacでも使えます。ダウンロード時の「選択肢」に注意してください。
ステップ1:公式サイトからダウンロード
1. **「VOICEVOX公式サイト」**にアクセスします。
2. 緑色の**「ダウンロード」**ボタンをクリック。
3. OSとモードを選択する画面が出ます。
**【どれを選べばいい?】**
* **OS**:自分のPC(WindowsかMacか)を選びます。
* **モード**:
* **GPU / CPU**:PCにグラフィックボード(NVIDIA製)を積んでいる人は「GPU」を選ぶと動作が軽いです。
* よく分からない、または普通のノートPCの人は**「CPU」**を選べば間違いありません。
ステップ2:インストールしてキャラを選ぶ
1. ダウンロードしたファイルを開き、画面の指示に従ってインストールします。
2. ソフトを起動すると、利用規約が表示されるので同意します。
3. **「キャラクター選択画面」**が出るので、好きなキャラ(最初はやっぱりずんだもん!)を選びます。
これで準備完了!
テキストボックスに文字を打てば、もう喋ってくれます。
3. 棒読みを卒業する「神・調声」テクニック

ここからが本番です。
「テキストを入力して再生ボタン」を押すだけだと、どうしてもAI特有の**「平坦な喋り」**になります。
これを人間に近づけるための、3つの魔法を伝授します。
① イントネーション(アクセント)を手動でイジれ
VOICEVOXの画面右側にある**「アクセント」**というグラフを見てください。
音が「高くなったり低くなったり」する場所が表示されています。
* **AIの弱点**:固有名詞や流行語のイントネーションを間違えやすい。
* (例)「**は**し(橋)」と「は**し**(箸)」など。
* **解決策**:違和感がある部分のグラフを、**マウスで直接クリックして上下に動かします。**
* 疑問形なら語尾を上げる、断定なら下げる。これをやるだけで「感情」が宿ります。
② 読点(、)で「間」をコントロールせよ
人間は、息継ぎをしながら喋ります。
AIが早口で喋りすぎると「機械っぽさ」が出ます。
* **テクニック**:「、」を多めに入れる。
* **上級テクニック**:設定項目の「話速(話すスピード)」をいじるのではなく、**テキスト入力欄に全角スペース( )を入れる**ことで、意図的に「沈黙」を作れます。
* 「えっと……(スペース)……そうですね」のように、タメを作ると一気にリアルになります。
③ 「疑問形」と「無声化」の設定
* **疑問形**:語尾に「?」をつけると、自動的に尻上がりのイントネーションになります。
* **無声化(A/P)**:設定画面で「無声化」をオンにすると、サ行やカ行の音が自然になります(「です・ます」の「す」が「su」じゃなくて「s」になる感じ)。
「怒ってる風」とか「悲しい風」もできるのかな?


ずんだもんには「あまあま」「ツンツン」「ささやき」とか、**感情スタイル**が用意されているんだ。
シーンに合わせて「ここは悲しい声で」って切り替えるのがプロの演出だね。
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4. 「解説動画」という巨大市場

このスキルを身につけると、ただ動画が作れるだけでなく、**「稼げるジャンル」**に参入できます。
① ずんだもん解説は単価が高い
現在、YouTubeでは「ニュース解説」「雑学解説」「商品紹介」など、ずんだもんを使った動画が爆発的に伸びています。
この編集案件は、テロップだけでなく**「台本作成」と「音声調整」**が必要なため、普通の切り抜き動画などより**単価が高い**傾向にあります。
② 自分の分身として働いてもらう
顔出し・声出しなしでYouTubeを始めたい人にとって、ずんだもんは**「最強のアバター」**です。
あなたが寝ている間も、風邪を引いて声が出ない日も、ずんだもんは文句ひとつ言わずに元気な声で喋り続けてくれます。
まとめ

VOICEVOXは、あなたのクリエイティブの幅を一気に広げてくれる魔法のツールです。
「自分の声」というコンプレックスを、「最高のエンタメ」に変えてくれます。
- ソフトは完全無料。商用利用もクレジット表記でOK。
- ダウンロード時は「CPU」か「GPU」を選ぶ(分からなければCPU)。
- 棒読みを直すには、「アクセントグラフ」の調整が命。
まずはインストールして、自分のブログ記事や、日記を読ませてみてください。
自分の文章が「声」になった瞬間、ちょっと感動しますよ。
さあ、ずんだもんと一緒に、「声出しなし」の新しい動画ライフ を始めましょう!

