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【PC版CapCut】Premiere Proから乗り換える人続出?圧倒的時短になる「神機能」と商用利用の罠

はじめに:「もうPremiere Pro解約して、CapCutだけで良くない?」

「ねぇひろぼー!昨日、パソコン版の『CapCut』を初めて使ってみたんだけど、これ凄すぎるにゃ!
Premiere Proだと1時間かかってたテロップ入れとアニメーションが、CapCutならボタン1つで5分で終わっちゃったの!
しかもBGMも効果音も最初から大量に入ってて、至れり尽くせり!
これでもう、毎月高いお金払ってPremiere Proを使う必要なくない? 全部CapCutで仕事受けちゃおーっと!」

猫娘、その気持ちはすごくよく分かるよ。最近のPC版CapCutの進化は本当に目覚ましくて、プロのクリエイターでも「ショート動画はCapCutで作る」という人が増えているくらいだからね。

「でしょ!? じゃあ、これからはCapCut一択だにゃ!」

ちょっと待って。確かに機能は最高なんだけど、『副業としてお金を稼ぐ(仕事として受ける)』となると、CapCutには絶対に無視できない“ある致命的な罠”が潜んでいるんだ。
これを知らずに企業案件をCapCutで作って納品すると、最悪の場合、訴訟トラブルに発展することもあるんだよ。

本記事では、PC版CapCutの「圧倒的な時短になる神機能」を解説しつつ、初心者が必ず陥る『商用利用(著作権)の罠』について徹底解説します。
この記事を読めば、ツール選びで失敗することなく、安全に動画編集で稼ぎ続けるための「正しい使い分け」ができるようになりますよ!

1. なぜプロまで「PC版CapCut」に乗り換えているのか?

「CapCutなんてスマホのおもちゃでしょ?」と思っていたら大間違いです。
PC版のCapCutは、今やプロ向けのソフト(Premiere Proなど)を凌駕するほどの「圧倒的な時短機能」を備えています。

① 「自動文字起こし」と「装飾」が異次元の速さ

Premiere Proにも自動文字起こし機能はありますが、そこから「YouTuberっぽい派手なテロップ」にするには、エッセンシャルグラフィックスで細かく設定を作る必要があります。

しかしCapCutなら、自動で文字を起こした直後に、左側の「テンプレート」から好きなデザインを選ぶだけで、全テロップが一瞬で装飾されます。
さらに、「カラオケのように文字の色が変わっていく演出(プロンプター)」や、「一文字ずつポンッ!と弾けるアニメーション」も、1クリックで全適用されます。テロップ作業においては、間違いなく現在最強のソフトです。

② トランジションとエフェクトが「選ぶだけ」

Premiere Proで画面がギュンッ!と動くトランジションを作ろうと思えば、調整レイヤーを置いて、ズームエフェクトを入れて、キーフレームを打って……と数分の作業が必要です。

CapCutなら、数千種類あるトランジションやエフェクト(美顔フィルターやモザイク追従も含む)の中から、好きなものをクリップの間にドラッグ&ドロップするだけ。1秒で終わります。
この手軽さが、動画の「大量生産」を求められるショート動画クリエイターから絶大な支持を集めている理由です。

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2. 【要注意】CapCut最大の弱点「商用利用の罠」とは?

機能面では非の打ち所がないCapCutですが、ここからが本題です。
CapCutを使って「クライアントからお金をもらって動画を作る(案件を受ける)」場合、絶対に知っておくべき『著作権・商用利用の罠』があります。

「CapCut内にあるBGM・効果音」は商用利用NG!

CapCutのソフトを開くと、「オーディオ」のタブに最初から何万曲ものおしゃれなBGMや効果音が用意されていますよね。
初心者は「わーい!無料で使い放題だ!」と動画に入れて納品してしまいますが、実はこれらの音源は「個人的に楽しむ目的(非営利)」でのみ使用が許諾されており、商用利用は規約で禁止されています。

* 【NG】CapCut内のBGMを使って、企業PR動画を作る(企業からお金をもらう)。
* 【NG】CapCut内の効果音を使って、YouTubeの収益化チャンネルの動画を作る。

もし、クライアントに納品した動画にこれらの音源が含まれていて、後から著作権侵害でYouTube動画が削除(BAN)されたり、企業にクレームが入ったりした場合、その責任(損害賠償)はすべて「動画を作ったあなた」に降りかかってきます。

エフェクトやスタンプも一部グレー?

音源だけでなく、CapCut内に用意されている可愛いスタンプや一部の動画エフェクト・フォントについても、商用利用の権利関係が非常に曖昧(グレー)なものが混ざっています。
「TikTokに投稿する個人のVlog」なら問題ありませんが、「企業名を背負ったプロモーション動画」で使うには、あまりにもリスクが高すぎるのです。

えええっ!? あの便利なBGM、お仕事の動画で使っちゃダメだったの!?
知らずに「ドーン!」って効果音を使って納品しちゃうところだったにゃ…。背筋が凍ったにゃ…。
猫娘
ひろぼー
うん、これは本当に多くの初心者がやらかしてしまうミスなんだ。「ソフトの中に入っているから自由に使っていい」わけじゃないんだよ。
だから、プロはお金をもらう以上、著作権のクリアな素材だけを厳選して使う必要があるんだ。
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3. 著作権トラブルから身を守る「安全な使い分け術」

では、副業クリエイターはCapCutをどう使えばいいのでしょうか?
リスクをゼロにして、安全に稼ぐための「プロの対策」を2つ紹介します。

対策①:BGMは必ず「外部のフリー音源サイト」から持ってくる

もしCapCutを使って案件の動画を作るなら、CapCut内の「オーディオ」タブは絶対に開かない(封印する)と決めてください。

BGMや効果音は、必ず「DOVA-SYNDROME」や「効果音ラボ」、または有料の「Artlist」や「Motion Array」といった、『商用利用OK』と明記されている外部サイトからダウンロードしてきて、CapCutに読み込ませて使いましょう。
これなら、CapCutの優秀なテロップ機能やアニメーション機能の恩恵を受けつつ、音源の著作権トラブルを完全に回避できます。

対策②:企業案件・高単価案件は「Premiere Pro」で受ける

そもそも、単価の高い企業案件(YouTubeの本格的な運営代行や、PR動画など)の募集要項には、「※編集ソフトはPremiere Pro必須(プロジェクトファイルも納品すること)」と書かれていることが圧倒的に多いです。

なぜなら、企業側も著作権のリスクを恐れており、また、複数人で編集を分担する際に「業界標準であるPremiere Pro」のデータでないと困るからです。

* ショート動画や個人の簡単なYouTube案件: 外部のフリー音源を用意した上で、時短になるCapCutでサクッと終わらせる。
* 企業案件や高単価な長尺YouTube案件: 信頼性が高く、著作権周りもAdobeのフォントや機能で完結できるPremiere Proでガッチリ作り込む。

この「適材適所」の使い分けができるクリエイターこそが、長く安全に稼ぎ続けることができるのです。

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まとめ:ツールは「適材適所」!リスクを知って賢く使おう

今回は、乗り換える人が続出している「PC版CapCut」の神機能と、絶対に知っておくべき「商用利用の罠」について解説しました。

おさらいすると、CapCutを使う際の鉄則は以下の通りです。

* 【メリット】 自動文字起こしやテロップ装飾、エフェクトの速さは現在最強レベル。
* 【致命的な罠】 CapCut内のBGMや効果音は、案件(商用利用)では絶対に使ってはいけない!
* 【プロの対策】 BGMは外部のフリー音源サイトからダウンロードして使う。
* 【使い分け】 企業案件や高単価案件は、業界標準の「Premiere Pro」で受けるのが安全。

「CapCutが流行っているからPremiere Proはもういらない」というのは極端な考えです。
大工さんが、釘を打つ時はハンマーを使い、木を切る時はノコギリを使うように、私たち動画編集者も「クライアントの要望や案件の性質に合わせて、安全で最適なツールを選ぶ」というプロの視点を持つことが一番大切です。

それぞれのソフトの「強み」と「弱み」をしっかり理解して、トラブルのない快適な動画編集ライフを送りましょう!

ひろぼー、ありがとう!
便利だからって何でもかんでもCapCutに頼るのは危険だったんだにゃ!
ショート動画は外部音源を入れたCapCutでパパッと作って、高単価な企業案件はちゃんとPremiere Proで受けるようにするにゃ!
猫娘
ひろぼー
その使い分けが完璧だよ!
道具に振り回されるんじゃなくて、道具を『使いこなす』のがプロのクリエイターだからね。これからも安全第一で、ガンガン案件をこなしていこう!
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ひろぼー

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