はじめに|「Premiere Proと何が違うの?難しすぎて画面をそっ閉じしたにゃ…」
「ねぇひろぼー……。Premiere Proでのカット編集は慣れてきたから、次は『After Effects(アフターエフェクト)』に手を出してみたんだけど……。 画面が真っ暗で何もできないし、ボタンの意味が一つも分からないのにゃ!5分でそっ閉じしちゃったよ(涙)」 猫娘、よくぞAfter Effectsを開いたね! 動画クリエイターを目指す人が必ずぶつかる、そして9割の人が一度は挫折する最大の壁が、このAfter Effects(通称:AE)なんだ。 「やっぱり難しいソフトなのにゃ……私には無理かも……」 大丈夫!AEは「ハリウッド映画のCG」から「YouTuberの派手なオープニング」まで何でも作れちゃうモンスターソフトだから、最初は難しく見えて当然なんだ。 でも、基本の「たった5つの動き」さえ覚えてしまえば、実はPremiere Proよりも直感的にアニメーションが作れるようになるんだよ。 今回は、AEを開いて5分で絶望した初心者に向けて、「まずはどうやって動画を動かすのか?」という超・基礎の部分だけを、世界一分かりやすく解説していくよ!
1. まっさらな作業机!「新規プロジェクト」と「コンポジション」

AEを開いたら、まずは自分が作業する「画用紙」を用意する必要があります。Premiereでいう「シーケンス」のことですね。
まずは「コンポジション」を作ろう
AEでは、動画を作る箱(画用紙)のことを「コンポジション」と呼びます。 画面を開いたら、中央にある「新規コンポジション」のボタンをクリックしてみましょう。
すると、画用紙のサイズや時間を決める難しい設定画面が出てきます。最初はパニックになるかもしれませんが、まずは以下の画像と同じ設定(YouTubeの標準サイズであるフルHD)にしておけば間違いありません!


ひろぼー
このコンポジションの設定で『動画の縦横のサイズ』や『何秒の動画を作るか』を最初に決めるんだ。途中で変更することもできるから、最初は気軽に進めてね!
2. 素材(画像や動画)を読み込んでみよう
画用紙(コンポジション)ができたら、そこに動かしたい「キャラクターの画像」や「文字」「動画素材」を配置していきます。
上の動画のように、パソコンのフォルダからAEの左上の枠(プロジェクトパネル)に向かって、使いたい画像をドラッグ&ドロップで放り込みます。
そして、放り込んだ素材を、下のタイムライン(レイヤーパネル)にグイッと引っ張ってくれば、画面の中央に画像が表示されます。 素材の四隅にある小さな四角を引っ張ればサイズを変更できます。この時、キーボードの「Shiftキー」を押しながら引っ張ると、縦横の比率が崩れずに綺麗に拡大縮小ができますよ!
3. アニメーションの要!「トランスフォーム」と「キーフレーム」
いよいよ、取り込んだ画像を動かしていきます!AEでモノを動かすための魔法の言葉が「トランスフォーム」と「キーフレーム」です。
5つの動きを操る「トランスフォーム」
画面下のタイムラインに置いた素材(レイヤー)の左側にある「>」マークをクリックすると、『トランスフォーム』という項目が開きます。
さらにその中を開くと、以下のような5つの項目が出てきます。 

- 【アンカーポイント】 画像の「中心軸(画鋲を刺す位置)」です。ここを基準に回転したりします。
- 【位置】 画像の「場所(X軸・Y軸)」です。数値を動かすと画像が上下左右に動きます。
- 【スケール】 画像の「大きさ」です。数値を大きくするとズームします。
- 【回転】 画像の「傾き」です。数値を動かすとグルグル回ります。
- 【不透明度】 画像の「透け具合」です。0%にすると完全に透明になって消えます。
動きを記憶させる釘「キーフレーム」
では、どうやってこの数値を「アニメーション」にするのでしょうか?
ここで使うのが、各項目の左側にある「ストップウォッチのマーク」です。 1. 0秒の場所で「位置」のストップウォッチを押す(※青いひし形のマーク=キーフレームが打たれます)
2. 2秒の場所に時間を進める
3. 画像を右に移動させる(※自動的に新しいキーフレームが打たれます) たったこれだけです!
これでAEが「0秒から2秒にかけて、左から右へ移動しなさい」という命令を理解し、再生すると画像がスーーッと滑らかに右へ動いていくアニメーションが完成します!
なるほど!『時間』と『場所』の2箇所に釘(キーフレーム)を打つと、その間を自動で繋いで動かしてくれるのにゃ!

猫娘

ひろぼー
その通り!『位置』と『回転』の両方に釘を打てば、「右に移動しながらグルグル回る」っていう複雑なアニメーションも簡単に作れるんだよ。
4. 実際の作業風景を見てみよう!
ここまでの「素材の配置」➔「トランスフォームを開く」➔「キーフレーム(釘)を打って動かす」という一連の流れを、実際の作業動画で確認してみましょう。

ひろぼー
不透明度を「0%➔100%」にすれば『フワッと現れる』演出になるし、スケールを「0➔100」にすれば『ボヨーンと飛び出してくる』演出になるよ!これがアニメーションの全ての基本なんだ。
合わせて読みたい
-

【初心者必見】動画にエフェクトを追加する方法:After Effectsで魅せる映像制作
動画マーケティングは、近年、企業がターゲット顧客に製品やサービスをアピールするための重要な手段となっています。魅力的な動画を作成するためには、適切なエフェクトを使用することが不可欠です。本記事では、A ...
続きを見る
¥98,000 (2025/11/19 12:03時点 | Amazon調べ)
まとめ

今回は、挫折率ナンバーワンのソフト「After Effects(アフターエフェクト)」の超・基礎的な使い方について解説しました。 AEが難しく見えるのは、「映画のCGを作るためのプロ機能」と「テロップを少し動かすだけの初心者機能」が同じ画面に全部表示されてしまっているからです。 最初は色々な機能に目移りせず、「トランスフォームの5つの項目(位置・スケール・回転・不透明度・アンカーポイント)」だけに集中してください。
これらにストップウォッチ(キーフレーム)を打つ感覚さえ掴めれば、あとは応用でどんなアニメーションでも作れるようになります! まずは今日、適当な画像を取り込んで、キーフレームを打って左右に動かしてみてください。
「おぉっ、私が指示した通りに動いた!」という感動を味わえれば、AEへの苦手意識は一瞬で吹き飛びますよ!

